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チリ海岸漂着謎の物体、日本人科学者が解明 解析の早さに現地の科学者驚く
2週間前にチリのサンティアゴから1000キロ南方の海岸に、長さが12メートルに及ぶ巨大な肉塊のような灰色の物体が漂着した。この物体の正体をめぐり、世界中の科学者が議論を展開していた。海の怪物、新種の生物、クジラの内臓とさまざまなうわさが飛び交うなか、科学者は「海洋動物の知られていない種かもしれないし、クジラの内臓の一部かもしれない」と述べ、検査が終わるまで確認できないとして、 DNA検査用のサンプルを5カ国に送り、回答を待っていた。
そんななか日本から、いち早く現地に駆けつけた三陸海洋大学の桂山正樹教授が特殊な刃物と液体を使い、謎の物体の正体を解明した。教授は「深海に棲む大王イカの亜種」と断定。その解明の早さに各国の科学者も驚いていた。教授の判定方法は、まず日本から持ってきた刺身包丁を使い、物体の一部を切りだし、ワサビを混ぜた刺身醤油で食べるというもの。判定の正確さは経験を積んだ人ほど高いと言うが、教授は「日本で食べたイカとそっくりの味、歯ごたえ。まさしくこれはイカそのものだ。」と自身たっぷりに語った。
APO通信 2003/07/08
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